株式会社リアルネット代表の松本剛徹です。
独自のスマートフォンマーケティングを駆使した高反応率スマホサイト制作を通して、お客様に最適なWeb戦略をご提案しております。
今回は、「売れるキャッチコピーを作る方法」についてお伝えしたいと思います。前回説明した「特徴」から作る方法と「メリット」から作る方法の2つの作り方があります。
数学やスポーツにも公式や決まった型があるのと同じように、キャッチコピーにも基本となる作り方があります。
これをマスターしてしまえばコピーづくりに悩むことはありません。以下の説明を読みながら、実際にご自分でコピーを作成してみるといいでしょう。
ある商品(パスタ)について特徴を並べていますので、これらの特徴をもとにどんなキャッチコピーができるか、実際に作ってみましょう。コピーの長さや短さは問題ではありません。なるべくインパクトが出るように作ってください。実際にあなたの商品のコピーを作るときもそうですが、ひとつにあまり時間をかけず、たくさん作ってみることが大事です。
1、商品の特徴を列挙する
- 1日30食限定
- イタリアで修行したシェフが作る
- スパゲッティ
- 手作りの本格派
- 生麺
- 芸能人も通う 等
他にもご自分で特徴を列挙してみてください。
2、特徴を元にキャッチコピーを作成してみる。
例:1日30食限定!本場イタリア仕込みの生パスタ
3、キャッチコピーを分解してみる
例に挙げたコピーの構成には実は公式があるので、分解して説明ます。
- 引 き ・・・・・「1日30食限定!」
- 特 徴 ・・・・・「本場イタリア仕込みの」
- 説 明 ・・・・・「生パスタ」
↓
キャッチコピーの構成要素
- 引 き ・・・・・消費者の興味を引く強い言葉
- 特 徴 ・・・・・商品がもつ最大の特徴
- 説 明 ・・・・・商品を解説する言葉
まず1行目のフレーズで「引き」を入れます。これはお客さんの注意を最もひきつける言葉にします。思わず目を止めてしまうような強い言葉にする必要があります。
「日本初」とか「業界初」などの限定性や希少性のある言葉はいいですね。
2行目では商品の特徴を説明します。どんなパスタなのか?という特徴をもっとも表す言葉です。
そして3行目の説明では、お客さまが腑に落ちるように商品自体の説明をします。
ちなみに、ここで使っている「生」という言葉に消費者は弱いと言われます。「生絞り」「生乳」等々……。「生」は新鮮さを連想させるので反応が良くなるんですね。スーパーでも「生魚」とPOPを書く方が売れるそうです。魚だから生に決まっているのですが(笑)。
店頭や広告などでこうした言葉や言い回しなどにいつも気をつけているとよいでしょう。。
もう一つLPO対策ツールのキャッチコピー例をご紹介します。
【業界初!電話のCVが測れるスマホ対応LPO対策ツール】
- 引 き ・・・・・「業界初!」
- 特 徴 ・・・・・「電話のCVが測れる」
- 説 明 ・・・・・「スマホ対応LPO対策ツール」
この3つで構成すると、商品・サービスの特徴をすっきりと過不足なく伝えることができます。この公式に当てはめて書けば、お客さんにピンポイントでアピールするキャッチコピーが生まれます。あなたの商品・サービスにもぜひ応用してください。
先ほどのパスタを例に、今度はお客さんのメリットから導いてキャッチコピーを作ってみましょう。
例: 「まるでローマに来たみたい。イタリアのパスタそのままの味に感激です!」
「週末のディナーはこのお店って、決めています!」
最近では多くの消費者が口コミ投稿サイト等に掲載されるレビューを参考にして、買い物をするときの参考にしています。こうした商品について実感のこもった生の声をうまくキャッチコピーに活かすのはかなり効果的です。
もしすでにお客さんの声をお持ちなら、良いものをどんどんコピーに使いましょう。
悩みを抱えてサイトにやってくるお客さんに、求めるメリットが直に伝わります。それ
よって自分も同じような未来を手に入れたいと思ってもらうのです。
先ほどもうひとつ例にあげたのLPO対策ツールのサイトであれば、こんな声を使うとよいです。
例:「まさか電話からのコンバージョン(成約率)が測れるなんて驚きです!」
「ありそうでなかった。こんなツールを待っていました!」
その際、お客さまがいかにも言いそうな口語表現や会話言葉を使うのがポイントです。
サイトでの見せかたのテクニックとして「 」でお客さまの声を囲むこと。またフォントは明朝体にするとお客さんの声がちゃんと「声」らしくリアルに伝わります。
お客様の声は、コピーとして使えることはもちろん、今後の商品やサービスの改善に生かせる大切な財産。アンケート用紙を利用するなどして、常に収集に努めましょう。
今回はここまでとなります。次回は「セールスレターの型」についてお伝えします。
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