商品やサービスがよく売れる人、全く売れない人。
この違いを生む違いを考えたことがありますか?
セールストーク、販売ページやキャッチコピーとかではない
根本的に要因があります。
それが分からなければ、どんな施策をしても無意味です。
売れない人の決定的な要因は、
「モノ」そのものを売っているから。
今の世の中、モノが溢れています。
戦後直後と違い、高品質なものが数多くあります。
機能がどれだけ優れているなど、商品のスペックだけでは勝負が出来ない状態。
その良い例が、テレビ産業でしょう。
パナソニックやソニーなど、日本の名立たる企業が韓国のLGに負けたのは、
日本がテレビのスペックにこだわり過ぎたから。
テレビの薄さ、多機能搭載など、
スペックと品質に執着したからに他なりません。
これと同じことが、そこら中で起こっているから
モノが売れないんです。
では、どうすれば売れるのか?
そのヒントは、「体験」を売るということ。
「モノ」ではなく、「体験」を売るようにしてください。
「体験」を売るって何だ?と思われるかもしれません。
簡単に言えば、そのモノを手にして
どんなハッピーな状態になるのかを売るということ。
・テレビを売るのではなく、生活空間を売る。
・お寿司を売るのではなく、子どもとの楽しい食事時間を売る。
・レストランのメニューを売るのではなく、夜景の見える綺麗な景色と空間を売る。
・観覧車を売るのではなく、カップルとの貴重な時間を売る。
人が欲しているのは、商品・サービスそのものではない。
そのことが分からないと、一生モノは売れるようになりません。
あなたの商品やサービスが、どんな体験を生み出すのかを
今一度考え直してみてください。
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