サイトはインターネット上にあるあなたの店舗。実際に店を構えるのと違って、場所をとらず家賃もかからず全国どこからでもお客さんが来る、言わばあなたの分身のようなものです。
ユーザーがあなたのサイトにアクセスしているというのは、あなたのお店に寄っているのと同じことです。せっかく店舗まで足を運んでくれているのに、すぐに帰ってしまうような魅力の無いお店では売上には繋がりません。
そこでお客さんの心をしっかり捉えて離さないようなサイトにしておくことが大事です。
準備1 スマートフォンサイトをPCで見られるようにしよう
スマートフォン対応のサイト作成にあたって、PCでスマートフォンサイトを見られるようにしておくと便利です。
なぜなら、サイトのオーナーであり作り手であるあなたは、出来あがったサイトを細部にわたって精査して見る必要があるからです。そのときスマートフォンだけでサイトの出来栄えをチェックするのは目が疲れますし、競合相手のサイトとの比較もできません。
そのために、PCに閲覧用の無料ツールをインストールしておくと便利です。
お勧めは、Mobilizer(モバイライザー)
というツールです。このツールを使うと、スマートフォンから見ているのと同様にPC画面上に表示することができます。表示されるだけではなく、そのツール画面内でクリックや文字入力などの基本操作が可能。そこから情報検索したりサイト内の操作もできるという便利なものです。
ライバルがスマートフォンに対応しているかどうかは、これですぐにチェックしましょう。
端末を複数立ち上げて確認できるので、自分のスマートフォンサイトとライバルのサイトをPC上で並べて見比べることができます。さらにAndroid端末でどう見えるのか、iPhone端末ではどう見えるのかなどもわかり、ストレスがありません。完全無料のツールですからいったんPCにインストールしてしまえば後は使い放題。存分に使い倒してください。
準備2 スマートフォンサイトには2種類あると知っておこう
実は、スマートフォンで商用サイトを作る方法は2つあります。
下のAmazon(アマゾン)の2つの画面の違いがおわかりでしょうか?
これは、左側はアプリ、右側がスマートフォンのWEBブラウザから開いた一般的なサイトなのです。
アプリって何?
アプリとはスマートフォンにインストールして使用するアプリケーションのこと。PCにソフトウェアをインストールする感覚で、スマートフォンの機能を拡張、カスタマイズすることができるものの総称です。
スマートフォン用のアプリは数も種類も多く、地図アプリ、メモアプリ、ニュース閲覧アプリなど様々なものがありますが、販売促進のために企業や事業主がアプリをつくる場合は、サイト閲覧用のアプリになります。
商品やサービスを提供する商用目的の場合は、中身はアプリでもサイトでもどちらも似たようなものであることが多いです。だからユーザーにとっても2つの入り口があるのです。Amazon(アマゾン)の例をみても、お客さんに商品を選んで買っていただくという目的はまったく変わらないのです。
アプリとサイト、どちらを作ればいいの?
では、スマートフォンマーケティングで成功するためにはどちらをやればいいのか。結論から言うとこれからスマートフォンに取り組む場合は、ブラウザから見るサイトを作るほうが先決です。
理由は明快で、お客さんの訪れる割合がアプリよりも圧倒的に高いからです。今のところ、アプリの使いみちとしてはどちらかというと既存客向けのサービスのほうが適しています。
ある通販系サイトの調査では、WEB検索からスマートフォンサイトを訪れるお客さんが8割に対して、アプリから訪問するユーザーは2割でした。アプリは、告知するための広告体制がまだ整っていないので、お客さんを集めるのが難しいです。やはりお客さんの最初の入り口は検索エンジン経由のWEBサイトなのです。
アプリは流行しているし話題性があるので早く作ったほうがいいと錯覚するかもしれませんが、焦らずに後回しにしてもじゅうぶん間に合います。さらに、アプリ作成には技術的な壁があります。昨今はずいぶん敷居が低くなりましたが、製作・開発は外注する以外になく費用もそれなりにかかるのでサイトよりは割高になってしまいます。
ですので最初は、多くのお客さん候補をキャッチすることだけを考えWEBでのスマートフォンサイトをから始めましょう。そのほうが費用対効果も圧倒的に高いです。
とはいえ、アプリの利用は今後も伸びてくる可能性が高いので、日頃からアプリを使ったマーケティング事例などに注目しておくとよいと思います。
さて前準備が整ったら、さっそくお客さんが高反応するスマートフォンサイトの作り方について解説していきましょう。
スマートフォンサイトのLPOとは何か?
ネット閲覧者がインターネット広告や検索エンジン等からリンクをクリックした時、いちばん最初に表示されるWebページを「訪問者が着地(ランディング)する」という意味で「ランディングページ」と呼びます。
LPO(Landing Page Optimization)とは、このランディングページを最適化すること。サイトを訪れたお客さんを目的の情報へ導き、商品やサービスの購入、会員登録、資料請求といったサイト上での「成果」となる行動(コンバージョン=CV)に繋げていくことです。
インターネットを利用するお客さんは、最初に見たページで目的の情報がありそうかどうかを一瞬で判断します。無いと思えばあっという間にそのサイトから離脱して、他のサイトへと移動してしまいます。
あるデータによると、検索エンジンからサイトを訪れた人の半数以上が8秒以内にランディングページから離脱するとされています。
ランディングページで大切なのは、この8秒間に探している情報を見つけてもらうこと。もし見つけてもらえなければ、せっかくサイトまで来てくれた顧客になる見込みのある
お客さんを、むざむざと失ってしまうことになります。
インターネット広告を使ってどんなにアクセス数を伸ばしても、ランディングページで離脱されてしまっては、まったく無意味です。ここでお客さんを立ち止まらせることができないWEBサイトは、もちろん購入=売上げという最終的な成果を上げることができません。
ただ情報をそれらしく並べただけのランディングページで立ち止まってくれるほど、お客さんは甘くありません。LPO対策によってページの隅々まで質を高めたランディングページだけが、消費者の希望や期待をしっかり受けとめて最終的な成果(売上げ)を生み出します。
逆にいえば、ランディングページが変われば、売上げは面白いように変わるのです。
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