最後の9つ目の秘訣は、
「ためらいがちなヒーロー」です。
この秘訣だけ聞くと、何のことだか
サッパリ分からないと思いますので、
具体的に解説していきたいと思います。
人は、どんな時にモノの価値を感じるのか?
その1つには、「希少性」が挙げられます。
限定○個、先着○名など数に限りがあると、
そのものに対する価値が上がります。
ダイヤモンドも採取できる量が少ないからこそ、
値段も高くつきますし、貴重だと思われるわけです。
それと同じように、
「これは市場に出回っていないんですが、
今回特別に出てきたものなんですよ!」
などと、普段は手に出来ないけど、
今回特別に手にすることができるという演出。
これもモノの価値を高く見せる手法の1つです。
「本当はこのノウハウを公開するのは、
やめようと思っていたけど、今回公開します」
と言われると、そのノウハウの価値が上がり、
それは知りたい!と思われるようになります。
人は、いつでもどこでも手に入る情報やモノには、
価値を全く感じません。
希少性や限定性、特別感を加えてあげると、
知りたくて、欲しくて仕方がなくなります。
今回の秘訣が、「ためらいがちな」というのは、
そういう意味が含まれています。
こんなに苦労して出来上がったものなんです、
こんなに時間をかけて反対されながらも出来上がったものです。
などと言うように、「ためらい」を出してください。
何となく、ポンっと出来てしまいましたでは、
全くそのものに対する価値を感じることはできません。
そして、「ためらい」を演出できたら、
もう1つそれに加えたい要素があります。
それは、「理由」です。
ためらって公開するのをやめようと思っていたのに、
どうして今回それを公開しようと思ったのかの理由が必要です。
その理由こそが、「ミッション」になります。
どんな想いで公開したのか、
何のために市場に出したのか?
ここをためらった理由をして見せます。
そうすると、
「よくぞ公開してくれた!」
「市場に出してくれて有難う!」
などとヒーロー扱いされるようになります。
有難く思われるわけです。
これこそが、今回9つの目の秘訣として紹介する
「ためらいがちなヒーロー」の全体像です。
あなたが売っている商品やサービスに、
この要素を加えてみてください。
見た目と価格は全く変わらないのに、
物凄い価値を感じてもらえるようになりますよ。
『億を生み出す企画~9つの秘訣~』を上手く使いこなし、
2014年は大ヒット商品を生み出してください。
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