ある衝撃的なデータが公開されました。
国税庁の2012年分「民間給与実態統計調査結果」によれば、
サラリーマンなど給与所得者のひとり当たりの平均給与は408万円。
一方、1000万円超は172.3万人で、全体の3.8%。
5年前より50万人以上減っているという結果。
安倍政権になり、アベノミクス効果を期待する人もいる中、
給与所得は一向に増える気配はありません。
よくテレビなどの街頭インタビューで、
景気がよくなり給与やボーナスが増えてほしいと
答える人もいますが、何か間違っているような気がします。
景気がよくなり、給与が増えてほしいというのは、
完全に他人依存の意見でしかありません。
自分のスキルアップのために投資をして
セミナーや教材を購入し、仕事で成果を出すことをしない。
そんな状態で給与も上がるわけないし、
稼ぐことなど一生できるわけがない。
結果を出している人は、周りの環境など関係なく、
自己投資を惜しまずに、努力している人たちです。
どうして、そのことに気づかないのか?
サラリーマンであれ、経営者であれ、
今の時代は手に職がなければ生き残れない時代。
そんな時代だからこそ、他人には負けない
これというスキルを身につける必要がある。
ハッキリ言いますが、
スキルがない人は稼げません。
誰でも出来るような仕事をしていては、
あなたを必要としてくれることはありません。
例えば、●●ならあの人に任せれば良いよ、
△△ならあの会社に依頼しよう。
このようなかたちで人々に認識されなければ、
あなたに日の光が当たることは絶対にない。
●●なら××さん、△△なら■■会社。
このように人に認識にしてもらうことは、
個人、法人関係なくブランディングに必要であり、
マーケティングのゴールでもあります。
私はよくこのことを『脳内SEO』と呼んでいます。
頭の中の検索エンジンに、●●と打ち込んでみると、
いくつかのサービスや会社名や人物が出てくる。
その脳内SEOの上位を獲得することが、
何よりも大事なことであり、
Googleやyahooの検索結果1位を獲得することよりも、
効果は絶大だし、インパクトは大きくなります。
色々な書籍やセミナーでブランディングや
マーケティングについて言われていますが、
結局のところ、「●●と言えば、××」という
人の認知や知覚を確立させることでしかない。
それが本当に正解か不正解はどうでも良く、
人の頭の中に出てきたものが正解なのです。
ハンバーガーと言えば、マクドナルドですが、
世界一美味しいハンバーガーと言えば、
あなたは何を想像しますか?
恐らく、マクドナルドと答えないはず。
でも、ハンバーガーと言えば
マクドナルドを想像しますよね。
なぜでしょう?
それが、ブランディングであり、
マーケティングの究極の目的です。
正解か不正解か、真実か真実でないかは関係なく、
人が想像すること、イメージすることが正しい。
その典型的な例です。
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